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法人の趣旨

法人の趣旨

成年後見制度発足から10年以上が経過し、さまざまな方々のご尽力のおかげで徐々に制度の認知がなされてきました。ただ、制度を使うべき方々が、この制度を本当に有効に利用がなされているとは言い難い状況です。

それは制度そのものの認知はなされたが、活用という部分においての認知が広くなされていないと考えます。

制度そのものは知っているし、わかるがその使い方が分からないと考えている、もしくはこの制度は私には必要ない、と考えている利用者の方も専門職の方も多くおられる気がします。

成年後見制度は、”相続が発生したから”とか”財産管理ができなくなったから”などの一定の方々を救う制度ではなく、「今」病気や障害などにより 困っていらっしゃる方や、将来老後などの心配をなされている現在健康な多くのの方々に当てはまる制度であると思っています。私たちは、成年後見制度・任意 後見制度を使って、できるだけ多くの方々の困っていることを解消できるように、また人生をより豊かなものにするために、私たちと他連携機関とのコミュニ ケーションを図り成年後見制度が身近なものになることができるようにするために存在をしたいと考えています。

また、成年後見人等を受任する専門家も不足しています。さらに成年後見人を受任する人によって視点は様々であり、福祉関係者、法律専門職などで偏っ た支援がなされている現実もあることを実感しています。福祉関係の後見人ならば福祉については強いかもしれませんが、人が生きていくためには法律も必要に なります。知らなかったでは成年後見人としてはすまされないこともあります。

一方法律家が成年後見人となった場合には法律に関しては当然詳しいですが、成年後見制度を活用される方々は福祉制度を活用して生活している、または生活する可能性がある方です。福祉は毎日の生活を支えるものです。法律家にそれを求めることができるのでしょうか?

私たちはは法人での成年後見人等の受任、任意後見人の受任や遺言執行者への就任を通じて、法的な視点、福祉的な視点などの専門的な視点をもって偏っ た考え方で支援するのではなく、それぞれに必要な制度やサービスを総合的な視点で個別に問題を解消することを目指したいと考えています。

法人の理念

人が生きるって大変なことです。今自分がここに生きていることは“奇跡”よく言われる言葉ですが、本当にそう感じます。人はいろんなことを学び、経験し、考え、想い、生活をしています。その生活は、ずっと一緒でしょうか?楽しい人は死ぬまで楽しく、苦しい人は死ぬまで苦しいのでしょうか?そんなことは絶対ありません。楽しい人も苦しい時を重ねることはありますし、苦しい人も必ず楽しい時が訪れます。  私たちの出会う方々は、さまざまな方です。成年後見をご利用になられる方は、認知症の方、知的障害の方、精神障害の方など様々な障害を抱えた方々、任意後見を考える方は、充実した毎日を送っている方、将来が心配な方、おひとり様の老後をエンジョイしたい方など、毎日を充実して生活をしている方々です。  私たちは、さまざまな方の生活に寄り添って“どうしたら楽しくすることができるのか?”“どうしたらうまく生活をしていくことができるのか?” そして“どうしたら素敵に人生の終焉を迎えることができるのか?”を常に考えています。  私たちの目的は、成年後見制度や任意後見制度、遺言ほかあらゆる手段を使って、ご本人の生活を守るべく考えてきます。私たちが考える“生活”とは一般的に豊かな生活や客観的に人間らしい生活よりも、本人が“自分らしい人生を送ること”をまず第一に考えてきます。本人がどのようにしたら生活がしやすいのか。本人が一番と考える生活の方法、手段を私たちも一番と考え、最終的にはより自分らしい人生を送ることができるように常に考えています。  私たちのフィールドは実践です。研究者のように講演会やシンポジウムは行いません。知識を吸収し実践を通して、経験を積み本人がどうあるべきか、常に内部で話し合いながら一番いい方法を、すべての関係者とともに選択していきます。そしてそこでの経験を必ずフィードバックして、今後の実践に生かしていきます。だから私たちは毎年進化してきます。進化する実践家集団ですが、“人が生きる”ということに対しては、忘れてはならない“心”は、絶対に忘れないように、経験を積んでも進化しても、人が生きる原点である“心”は、絶対に忘れないように、寄り添っていきたいと考えています。

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